- 案件選びでは「単価」「技術スタック」「商流」「チーム体制」「リモート可否」の5軸で評価
- 案件面談前に必ず確認すべきチェックリスト15項目を紹介
- ハズレ案件に入ってしまった場合のリカバリー方法も解説
SES案件選びで年収は100〜200万円変わります。 200社以上のSES企業と取引してきた採用担当の立場から断言しますが、案件選びを間違えると技術力も年収も停滞し、キャリアの2〜3年を無駄にしてしまうケースを数えきれないほど見てきました。
逆に、正しい評価軸で案件を選べるエンジニアは、同じ経験年数でも単価が月10万円以上高くなることも珍しくありません。この記事では、案件選びで確認すべき5つの評価軸と15のチェックリストを具体的に解説します。
案件選びの5つの評価軸
軸1:単価は適正か
自分のスキルレベルに対して適正な単価かどうかを確認しましょう。
| 経験年数 | 月単価目安 |
|---|---|
| 1〜2年 | 45〜55万円 |
| 3〜5年 | 55〜75万円 |
| 5〜8年 | 70〜90万円 |
| 8年以上 | 85〜120万円 |
※スキル領域によって大きく変動します

営業から提示される単価が相場より10万円以上低い場合は、商流が深い可能性があります。「この案件の商流はどのくらいですか?」と確認しましょう。
軸2:技術スタックはキャリアプランに合っているか
案件で使う技術が、自分のキャリアプランに合っているかを確認します。
- 市場価値の高い技術を使える案件か
- 新しい技術にチャレンジできるか
- 上流工程(設計・要件定義)に携われるか
- スキルシートに書ける実績が残せるか
「テスト専任」「運用監視のみ」「ドキュメント整理」など、スキルアップにつながらない案件は、余程の理由がない限り避けましょう。
軸3:商流の深さ
商流が深いほど中間マージンが増え、エンジニアの取り分が減ります。また、商流が深い案件ほど末端作業になりやすい傾向があります。
理想は1次請け〜2次請けまでの案件です。3次請け以降は、よほど技術的に魅力のある案件でない限り避けることをおすすめします。
軸4:チーム体制と環境
一人で客先に送り込まれる「1人SES」は、孤立しやすくメンタルリスクも高まります。
- チーム参画(同じ会社のメンバーが複数名いる)
- 技術的なリーダーがいる
- 定期的なレビューやフィードバックがある
- 質問しやすい雰囲気
- 1人で客先常駐
- SESエンジニアに指揮命令がある(偽装請負のリスク)
- 残業が常態化している
- ドキュメントが整備されていない
軸5:リモート可否・勤務条件
ワークライフバランスに直結する条件です。
- フルリモート:通勤ゼロ。地方在住でも参画可能
- ハイブリッド:週1〜3回出社。バランス型
- フル出社:毎日通勤。対面コミュニケーションが多い
案件面談前のチェックリスト15項目
案件の紹介を受けたら、面談前に以下を確認しましょう:
- ✅ 月単価(エンド単価と自社の取り分)
- ✅ 商流の深さ(何次請けか)
- ✅ 技術スタック(言語、FW、インフラ)
- ✅ 担当フェーズ(設計?実装?テスト?)
- ✅ チーム構成(何人チームか、1人常駐か)
- ✅ 勤務地とリモート可否
- ✅ 契約期間(最低何ヶ月か)
- ✅ 残業の実態(月平均何時間か)
- ✅ プロジェクトの規模と期間
- ✅ エンド企業の業種
- ✅ 自社の営業担当のサポート体制
- ✅ 途中での案件変更は可能か
- ✅ スキルシートの記載内容(盛る必要がないか)
- ✅ 前任者がいる場合の離脱理由
- ✅ 面談の形式(Web / 対面)と回数
ハズレ案件に入ってしまった場合の対処法
どんなに慎重に選んでも、想定と違う案件に当たることはあります。
まず3ヶ月は頑張る
短期離脱はスキルシートの印象を悪くします。ただし心身に支障がある場合は即相談を。
自社の営業に相談
具体的な不満点を整理し、改善要望または案件変更を依頼します。
並行してスキルアップ
案件外の時間で市場価値の高い技術を学習し、次の案件選びに備えます。
改善されなければ転職活動
在職中に転職活動を開始。高還元企業やフリーランスへの転向も視野に入れます。
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よくある質問
まとめ
SES案件選びは「単価」「技術」「商流」「体制」「条件」の5軸で総合的に判断することが大切です。事前のリサーチと面談での質問をしっかり行えば、ハズレ案件を引くリスクは大幅に減らせます。
SES BASEでは、商流の浅い高還元案件を多数掲載しています。案件選びに迷ったら、まずは相場感を確認してみましょう。