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OpenClaw × Telegram・WhatsApp連携ガイド|グローバルチャット自動化

OpenClaw × Telegram・WhatsApp連携ガイド|グローバルチャット自動化

OpenClawTelegramWhatsAppチャット自動化グローバル
目次
⚡ 3秒でわかる!この記事のポイント
  • OpenClawのTelegram・WhatsAppプラグインで国際的なAIアシスタントを構築
  • Bot作成からWebhook設定・メッセージ処理パイプラインまで完全自動化
  • Slack/Discord連携との違いとグローバルSES案件でのマルチチャネル運用戦略

「海外チームとのコミュニケーションでSlack以外のツールも対応したい」「Telegramで問い合わせを受けてAIが自動応答できたら——」。グローバルなSES案件が増える中、マルチチャネルでのAI自動化ニーズは急速に高まっています。

OpenClawは、Slack・Discordだけでなく、TelegramWhatsAppにも対応しています。1つのAIエージェントで複数のメッセンジャーに同時対応でき、チャネルごとに異なるペルソナや応答ルールを設定することも可能です。

この記事では、TelegramとWhatsAppの連携設定から実践的な自動化パターンまで解説します。

OpenClaw × Telegram・WhatsAppのマルチチャネルアーキテクチャ

なぜTelegram・WhatsApp連携が重要なのか

グローバルメッセンジャーの利用状況

メッセンジャー月間アクティブユーザー主要地域Bot API
WhatsApp29億人全世界(特にアジア・欧州・南米)Business API
Telegram9.5億人ロシア・中東・東南アジアBot API
Slack3,500万人北米・日本(ビジネス用途)Events API
Discord2億人全世界(コミュニティ・ゲーム)Gateway API

SES案件のグローバル化に伴い、海外のクライアントやチームメンバーがTelegramWhatsAppを主要連絡手段として使うケースが増えています。

OpenClawのマルチチャネルアーキテクチャ

OpenClawのプラグインシステムにより、複数のチャネルを1つのエージェントに統合できます:

OpenClaw Gateway
  ├─ Slack Plugin        → #project-a チャンネル
  ├─ Discord Plugin      → #development サーバー
  ├─ Telegram Plugin     → @project_bot
  └─ WhatsApp Plugin     → +81-xxx-xxxx ビジネスアカウント
  
  全チャネル → 同一エージェント(共通ナレッジ・メモリ)

Telegram Bot連携の設定

Step 1: Telegram Botの作成

BotFatherを使ってBotを作成します:

1. Telegramで @BotFather を検索
2. /newbot コマンドを送信
3. Bot名を入力: "My SES Project Bot"
4. ユーザー名を入力: "ses_project_bot"
5. APIトークンを取得: 123456:ABC-DEF1234ghIkl-zyx57W2v1u123ew11

Step 2: OpenClawのTelegramプラグイン設定

openclaw.json にTelegramプラグインを追加:

{
  "plugins": {
    "entries": {
      "telegram": {
        "package": "@openclaw/plugin-telegram",
        "config": {
          "botToken": "env:TELEGRAM_BOT_TOKEN",
          "allowedChatIds": ["-1001234567890"],
          "webhookUrl": "https://your-domain.com/telegram/webhook",
          "parseMode": "Markdown"
        }
      }
    }
  }
}

Step 3: Webhook設定

OpenClawのGatewayがTelegramからのメッセージを受信できるようにWebhookを設定:

# 環境変数の設定
export TELEGRAM_BOT_TOKEN="123456:ABC-DEF1234ghIkl-zyx57W2v1u123ew11"

# OpenClawの起動
openclaw gateway start

# Webhookの自動設定(Gateway起動時に自動実行)
# もしくは手動設定:
curl -X POST "https://api.telegram.org/bot${TELEGRAM_BOT_TOKEN}/setWebhook" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"url": "https://your-domain.com/telegram/webhook"}'

Step 4: 動作確認

# Gatewayのログを確認
openclaw gateway logs --follow

# Telegramからボットにメッセージを送信
# → OpenClawが応答することを確認

WhatsApp Business連携の設定

Step 1: WhatsApp Business APIの準備

WhatsApp Business APIはMeta(Facebook)のCloud APIを使用します:

1. Meta for Developersでアプリを作成
2. WhatsApp Business APIを追加
3. ビジネス電話番号を登録
4. アクセストークンを取得

Step 2: OpenClawのWhatsAppプラグイン設定

{
  "plugins": {
    "entries": {
      "whatsapp": {
        "package": "@openclaw/plugin-whatsapp",
        "config": {
          "accessToken": "env:WHATSAPP_ACCESS_TOKEN",
          "phoneNumberId": "env:WHATSAPP_PHONE_NUMBER_ID",
          "verifyToken": "env:WHATSAPP_VERIFY_TOKEN",
          "webhookUrl": "https://your-domain.com/whatsapp/webhook"
        }
      }
    }
  }
}

Step 3: Webhookの検証設定

WhatsApp CloudAPIはWebhook検証リクエストを送信します:

# 環境変数の設定
export WHATSAPP_ACCESS_TOKEN="EAA..."
export WHATSAPP_PHONE_NUMBER_ID="1234567890"
export WHATSAPP_VERIFY_TOKEN="my-secret-verify-token"

# Gatewayの起動
openclaw gateway restart

Meta for Developers画面でWebhook URLとVerify Tokenを設定し、検証が成功することを確認します。

WhatsAppメッセージの送受信

// メッセージの受信はOpenClawが自動処理
// カスタムロジックを追加する場合:

// SOUL.mdでWhatsApp向けの設定
## WhatsApp応答ルール

- テキストメッセージ: 通常のAI応答
- 画像メッセージ: 画像分析 + 応答
- 音声メッセージ: 文字起こし + 応答
- ドキュメント: 内容要約 + 応答
- 応答は簡潔に(WhatsAppでは長文は読まれにくい)
- マークダウンテーブル禁止(WhatsAppは非対応)
- 絵文字を適度に使用

マルチチャネル運用戦略

チャネル別のペルソナ設定

同じエージェントでも、チャネルに応じて応答スタイルを変えることができます:

<!-- SOUL.md -->

## チャネル別応答ルール

### Slack(社内)
- 技術的な詳細を含めてOK
- コードブロック使用可
- スレッド内で長文応答OK

### Telegram(プロジェクトチーム)
- 日英バイリンガル対応
- Markdown記法で応答
- コマンド(/status, /deploy等)対応

### WhatsApp(クライアント向け)
- ビジネス寄りの丁寧な言葉遣い
- 箇条書き中心、簡潔に
- 画像・PDFの送受信対応

メッセージルーティング

特定のキーワードやコマンドに基づいて、メッセージを適切なワークフローにルーティング:

{
  "agents": {
    "main": {
      "channels": {
        "telegram": {
          "bindings": ["-1001234567890"],
          "commands": {
            "/status": "プロジェクトの最新ステータスを報告して",
            "/deploy": "最新のデプロイ状況を確認して",
            "/help": "利用可能なコマンド一覧を表示"
          }
        },
        "whatsapp": {
          "bindings": ["+81XXXXXXXXX"],
          "autoReply": true,
          "businessHours": {
            "timezone": "Asia/Tokyo",
            "start": "09:00",
            "end": "18:00",
            "offHoursMessage": "営業時間外です。翌営業日に対応します。"
          }
        }
      }
    }
  }
}

実践パターン1:グローバルSESチームの情報共有

マルチ言語サポート

海外メンバーとの協業で、言語の壁をAIが自動翻訳:

<!-- SOUL.md -->

## 言語設定

- 受信メッセージの言語を自動検出
- 応答は受信メッセージと同じ言語で返す
- Slack: 日本語
- Telegram: メンバーの言語に合わせる(英語/日本語自動切替)
- WhatsApp: クライアントの言語に合わせる

## 翻訳ルール
- 技術用語は英語のまま維持
- 日本語→英語: ですます調 → Professional tone
- 英語→日本語: カジュアルな表現も丁寧に変換

クロスチャネル通知

Telegramで受信した重要メッセージをSlackにも転送:

<!-- HEARTBEAT.md -->

## クロスチャネル通知ルール

### Telegram → Slack転送条件
- 「urgent」「至急」「critical」を含むメッセージ
- メンション付きメッセージ
- 画像・ファイル添付メッセージ

### Slack → Telegram転送条件
- #announcements チャンネルの投稿
- デプロイ通知
- CI/CD失敗通知

実践パターン2:カスタマーサポートの自動化

FAQ自動応答

TelegramやWhatsAppでの問い合わせにAIが自動応答:

<!-- SOUL.md -->

## カスタマーサポートモード

### 自動応答ルール
- FAQデータベース(memory/faq.md)に該当する質問は即座に回答
- 技術的な質問はナレッジベースを検索して回答
- 回答に自信がない場合は「担当者に確認中です」と応答し、Slackに転送

### エスカレーション条件
- 3回連続で同じ質問が来た場合
- 「担当者に繋いで」「人間と話したい」
- 感情分析でネガティブスコアが高い場合

応答テンプレート

<!-- memory/faq.md -->

## よくある質問

### Q: 案件の紹介はいつ届きますか?
A: 登録完了後、通常1-3営業日以内にスキルマッチする案件をご紹介します。

### Q: リモートワーク案件はありますか?
A: はい。現在掲載中の案件の約60%がフルリモートまたはハイブリッド勤務です。

### Q: 面談の流れを教えてください
A: 1. 書類選考 → 2. 技術面談(30-60分) → 3. 条件面談 → 4. 参画の流れです。

実践パターン3:プロジェクト進捗の自動報告

定期報告の自動化

cronジョブとTelegram通知を組み合わせた進捗報告:

{
  "cron": [
    {
      "name": "daily-project-report",
      "schedule": "0 18 * * 1-5",
      "prompt": "以下の情報を収集して、Telegramグループに日次報告を送信して:\n1. 本日のGitコミット数と主要な変更\n2. CIの状態\n3. オープンなPR一覧\n4. 明日の予定タスク",
      "channel": "telegram",
      "target": "-1001234567890"
    }
  ]
}

インタラクティブなステータス確認

Telegramのコマンドでリアルタイムにプロジェクト状態を確認:

/status → CI/CD状態、最新デプロイ、オープンPR数
/sprint → 現在のスプリント進捗、残タスク
/cost → 今月のAI利用コスト、予算消化率

セキュリティ考慮事項

トークン管理

# 環境変数で管理(直接設定ファイルに書かない)
# .env
TELEGRAM_BOT_TOKEN=env_value_here
WHATSAPP_ACCESS_TOKEN=env_value_here
WHATSAPP_VERIFY_TOKEN=env_value_here

# OpenClawの設定では env: プレフィックスで参照
# "botToken": "env:TELEGRAM_BOT_TOKEN"

アクセス制御

{
  "plugins": {
    "entries": {
      "telegram": {
        "config": {
          "allowedChatIds": ["-1001234567890"],
          "allowedUserIds": ["123456789", "987654321"],
          "blockUnknownUsers": true
        }
      }
    }
  }
}

データプライバシー

項目TelegramWhatsApp対策
メッセージ暗号化サーバー側暗号化E2E暗号化機密情報は暗号化チャネルで
データ保持Botの実装次第90日(Business API)ログの自動削除設定
GDPR対応必要必要同意取得の仕組み

トラブルシューティング

よくある問題と対処法

Q: Telegram Botがメッセージに応答しない

A: 以下を確認してください:

# 1. Webhookの状態確認
curl "https://api.telegram.org/bot${TELEGRAM_BOT_TOKEN}/getWebhookInfo"

# 2. Gatewayのログ確認
openclaw gateway logs | grep telegram

# 3. Bot Tokenの有効性確認
curl "https://api.telegram.org/bot${TELEGRAM_BOT_TOKEN}/getMe"

Q: WhatsAppで24時間以上経つとメッセージを送れない

A: WhatsApp Business APIの制約で、ユーザーからの最後のメッセージから24時間以内に応答する必要があります。24時間を超える場合はテンプレートメッセージを使用してください。

Q: Telegramのメッセージが文字化けする

A: parseModeの設定を確認し、マークダウンのエスケープ処理を適切に行ってください:

{
  "parseMode": "MarkdownV2"
}

特殊文字(_, *, [, ], (, ), ~, `, >, #, +, -, =, |, {, }, ., !)はバックスラッシュでエスケープが必要です。

まとめ:マルチチャネル連携でAIアシスタントの価値を最大化

OpenClawのTelegram・WhatsApp連携は、AIアシスタントの活用範囲を大幅に拡大します。

導入ステップ

  1. Slack/Discordが既に稼働中なら: Telegram/WhatsAppプラグインの追加は10分で完了
  2. チャネル別のペルソナ設定: SOUL.mdでチャネルごとの応答ルールを定義
  3. セキュリティ設定: allowedChatIds/UserIdsで不正アクセスを防止
  4. テスト: 各チャネルでメッセージ送受信の動作確認
  5. 運用開始: cronジョブで定期通知を設定

SESエンジニアへのメリット

グローバル案件やリモートワーク案件では、複数のメッセンジャー対応が求められます。OpenClawでマルチチャネルAIを構築できるスキルは、SES市場での差別化要因になります。

SES BASEでは、AI・自動化スキルを求めるグローバル案件を掲載しています。 最新案件をチェック して、あなたのスキルに合った案件を見つけましょう。

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SES BASE 編集長

SES業界歴10年以上のメンバーが在籍する編集チーム。SES企業での営業・エンジニア経験、フリーランス独立経験を持つメンバーが、業界のリアルな情報をお届けします。

📊 業界データに基づく記事制作 🔍 IPA・経済産業省データ参照 💼 SES実務経験者が執筆・監修