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OpenClawのSlack・Discord連携ガイド|チャット自動化の実装

OpenClawのSlack・Discord連携ガイド|チャット自動化の実装

OpenClawSlackDiscordチャット自動化AIアシスタント
目次
⚡ 3秒でわかる!この記事のポイント
  • OpenClawはSlack・Discord両対応のマルチチャネルAIアシスタント
  • Slack App作成→Socket Mode→OpenClawペアリングの3ステップで連携
  • メール通知・カレンダー連携・定期レポートの自動化も可能

「AIアシスタントをSlackやDiscordに常駐させたい」「チャットから定型業務を自動化したい」と考えたことはありませんか?

OpenClawを使えば、Slack・Discord上でAIアシスタントを動かし、メール確認・カレンダー通知・定期レポートなどの業務を自動化できます。この記事では、OpenClaw完全攻略シリーズ第14弾として、チャット連携のセットアップから実践的な自動化ワークフローまで解説します。

この記事でわかること
  • OpenClawのマルチチャネルアーキテクチャ
  • Slack連携の具体的な設定手順
  • Discord連携の具体的な設定手順
  • チャンネルポリシーとセキュリティ設計
  • 自動化ワークフローの実践例

OpenClawのマルチチャネルアーキテクチャ

OpenClawは1つのAIエージェントを複数のチャットプラットフォームに同時接続できるマルチチャネル設計です。

┌─────────────┐     ┌──────────────┐     ┌─────────────┐
│   Slack      │────▶│              │────▶│   AI Model  │
│   Discord    │────▶│   OpenClaw   │────▶│  (Claude,   │
│   Telegram   │────▶│   Gateway    │────▶│   GPT, etc) │
│   Signal     │────▶│              │     └─────────────┘
└─────────────┘     └──────────────┘

                    ┌─────▼─────┐
                    │  Skills   │
                    │  Memory   │
                    │  Tools    │
                    └───────────┘

この設計の利点は以下の通りです。

  • チャネル非依存: 同じAIアシスタントがSlackでもDiscordでも同じ知識・記憶を持つ
  • ツール共有: Gmail、Calendar、GitHub等のスキルを全チャネルで共有
  • コンテキスト統合: チャネルをまたいだ会話の文脈を維持

OpenClaw入門ガイドでOpenClawの基本を理解してから進めましょう。

Slack連携の設定手順

Slack Appの作成とSocket Mode設定

Step 1: Slack Appを作成

  1. Slack API にアクセス
  2. 「Create New App」→「From scratch」を選択
  3. App名(例: OpenClaw Assistant)とワークスペースを指定

Step 2: Socket Modeを有効化

OpenClawはSocket Modeを使ってSlackと通信します。WebhookのURL公開が不要なため、セキュリティ面で安全です。

  1. 左メニュー「Socket Mode」を選択
  2. 「Enable Socket Mode」をON
  3. App-Level Tokenを生成(名前: openclaw-socket、Scope: connections:write
  4. 生成されたトークン(xapp-...)を控える

Bot Token Scopesの設定

Step 3: OAuth & Permissionsで必要なScopeを追加

左メニュー「OAuth & Permissions」→「Scopes」→「Bot Token Scopes」に以下を追加:

Scope用途
app_mentions:readメンション検知
chat:writeメッセージ送信
channels:historyチャンネルメッセージ読み取り
channels:readチャンネル情報取得
groups:historyプライベートチャンネル読み取り
groups:readプライベートチャンネル情報
im:historyDM読み取り
im:writeDM送信
reactions:readリアクション読み取り
reactions:writeリアクション付与
files:writeファイルアップロード

Step 4: Event Subscriptionsの設定

左メニュー「Event Subscriptions」→「Enable Events」をON:

  • app_mention: Botがメンションされたとき
  • message.channels: チャンネルメッセージ
  • message.groups: プライベートチャンネルメッセージ
  • message.im: ダイレクトメッセージ

OpenClawへのペアリング

Step 5: OpenClaw設定ファイルにSlack情報を追加

{
  "channels": {
    "slack": {
      "enabled": true,
      "appToken": "xapp-...",
      "botToken": "xoxb-...",
      "signingSecret": "..."
    }
  }
}

Step 6: ゲートウェイを再起動

openclaw gateway restart

成功すると、Slack上でBotにメンションまたはDMするとOpenClawが応答するようになります。

Discord連携の設定手順

Discord Botの作成とIntents設定

Step 1: Discord Developer Portalでアプリを作成

  1. Discord Developer Portal にアクセス
  2. 「New Application」→ アプリ名を設定
  3. 「Bot」セクションで「Add Bot」をクリック

Step 2: Privileged Gateway Intentsの有効化

以下のIntentsを有効にします(Botの応答に必須):

  • Message Content Intent: メッセージ内容の読み取り
  • Server Members Intent: メンバー情報の取得
  • Presence Intent: オンライン状態の取得(任意)

Step 3: Botトークンの取得

Botセクションで「Reset Token」→ トークンをコピー。このトークンは二度と表示されないため、安全な場所に保存してください。

サーバーへの招待と権限設定

Step 4: OAuth2 URLでサーバーに招待

OAuth2 → URL Generator で以下のScopeと権限を選択:

  • Scopes: bot, applications.commands
  • Bot Permissions: Send Messages, Read Message History, Add Reactions, Attach Files, Manage Messages

生成されたURLをブラウザで開き、対象サーバーに招待します。

Step 5: OpenClaw設定に追加

{
  "channels": {
    "discord": {
      "enabled": true,
      "token": "Bot token here",
      "allowedGuilds": ["YOUR_GUILD_ID"]
    }
  }
}

OpenClawのSlack・Discord連携アーキテクチャ

チャンネルポリシーとAllowlistの設計

セキュリティのために、OpenClawが応答するチャンネルを制限することが重要です。

ポリシー設計のベストプラクティス:

{
  "agents": [
    {
      "id": "my-assistant",
      "channels": {
        "slack": {
          "policy": "allowlist",
          "allowedChannels": ["C01234ABCDE", "C05678FGHIJ"],
          "dmPolicy": "all"
        },
        "discord": {
          "policy": "allowlist",
          "allowedChannels": ["123456789012345678"],
          "dmPolicy": "all"
        }
      }
    }
  ]
}

ポリシーの種類:

ポリシー動作推奨用途
all全チャンネルで応答個人利用
allowlist指定チャンネルのみチーム利用(推奨)
mentions-onlyメンション時のみ大規模サーバー
none応答しない一時停止用

OpenClawのセキュリティ強化ガイドも参考に、適切なアクセス制御を設計しましょう。

自動化ワークフロー実践例(メール通知・カレンダー・定期レポート)

OpenClawのSlack/Discord連携で実現できる自動化の例を紹介します。

1. メール着信通知

OpenClawのcron機能とGmailスキルを組み合わせ、重要なメールをSlackに通知します。

{
  "crons": [
    {
      "schedule": "*/15 * * * *",
      "task": "Gmailの未読メールをチェックし、重要なものがあればSlack #notifications に通知してください"
    }
  ]
}

2. カレンダーリマインダー

Google Calendarの予定を事前にDiscordで通知します。

{
  "crons": [
    {
      "schedule": "0 8 * * *",
      "task": "今日のGoogle Calendarの予定一覧をDiscord #schedule に投稿してください"
    }
  ]
}

3. GA4日次レポート

OpenClawのcronスケジューリングと組み合わせ、毎朝のアクセスレポートをSlackに配信します。

OpenClawのスキル開発ガイドを参考にカスタムスキルを作れば、さらに高度な自動化も実現できます。

まとめ

OpenClawのSlack・Discord連携により、チャットベースのAI自動化が簡単に構築できます。

  • Slack App作成 → Socket Mode → OpenClawペアリングの3ステップで連携
  • Discord Bot作成 → Intents設定 → OpenClawペアリングも同様に簡単
  • チャンネルポリシーで安全にアクセス制御
  • cron + スキルでメール・カレンダー・レポートの自動化が可能

OpenClawを活用したAI自動化は、SES現場でも生産性向上のアピール材料になります。SES BASEで最新のSES案件をチェック

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SES BASE 編集長

SES業界歴10年以上のメンバーが在籍する編集チーム。SES企業での営業・エンジニア経験、フリーランス独立経験を持つメンバーが、業界のリアルな情報をお届けします。

📊 業界データに基づく記事制作 🔍 IPA・経済産業省データ参照 💼 SES実務経験者が執筆・監修